CONTAXって何?

 
 

 35mmカメラの元祖LEICAに対抗すべく、1932年にハインツ・キュッペンベンダー博士を中心とするプロジェクトチームにより開発された旧東ドイツのZEISS IKON(ツァイスイコン)社製のカメラ、ContaxT型(写真左手前)からはじまるカメラブランドです。ネーミングの由来は諸説ありますが、当時のカメラブランド、Contessa(コンテッサ)、Ikonta(イコンタ)、Tenax(テナックス)の合成語と言われ、懸賞付きで一般公募された中から選ばれました。ロールフィルムカメラの全てを包括した性能を持つという意味も含むようです。後にライツ社のLEICA(ライカ)と熾烈な開発競争を経て、ライカと並ぶカメラ界の名門ブランドとして人気を二分しました。その後、生産を終了しましたが、1975年に当時のヤシカと提携し、国産のRTS(写真右奥)で復活、現在のRTSVまたはG2、N1、645に至るまで、脈々と血は受け継がれています。現在、コンタックスはカール・ツァイス財団と京セラ株式会社の共同事業として今日に至っています。

 

 

 

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